コスト管理(原価管理)で一番大切なことは、業績をあげるものに資源を集中させることです。
業績を挙げている商品や店舗、部門にコスト(原価)を集中させて、より一層その部門を伸ばすことが大切です。
不採算の商品や店舗、部門をどうするか議論するよりも、結果的には業績の増大に繋がります。
株主総会や税務署、銀行に提出する決算書の形式は、財務会計というルールで作られています。
会社によって決算書の形式がバラバラでしたら、見る人が困りますよね。
そのために細かいルールがたくさんあります。
それに対して会計情報を、経営者の意思決定や部門ごとの業績測定など、社内で役立てることを目的としているのを管理会計といいます。
管理会計は企業内部でしか利用されないため、独自の集計方法や、自由な表示が可能です。
製造業と小売業、運送業と飲食業など、業種が違えばコスト(原価)の掛り方も違います。
管理会計ではこれらの違いを考慮して、自社にとって役に立つように、表示を自由に設計できます。
管理会計では、経費を ①材料費、②労務費、③製造間接費 の3区分に分けます。
よく材料費の割合には注意を払っている方が多いですが、実は製造間接費をいかに割り振るかが一番大切になります。
このことを管理会計の中でも、特に『コスト会計』といい、利益をある数値で割ることによって、本当の会社の実力が見えてきます。
分母の作業量は、業種によって異なります。
例えば、お客さまの人数であったり、営業車両の台数、工場の作業時間など様々で、何を分母に置くかで数字がガラッと変わります。
成果を上げるには、人の強みに焦点を当て、強みを生かさなければなりません。 『フィードバック分析』は経営者や従業員が、自分自身の仕事を振り返り、分析して、評価するものです。
よって、『フィードバック分析』を取り入れると、成果が上がらないからといって、ほめたり、叱ったりする必要はありません。 それは『フィードバック分析』によって、自分自身が何をなすべきか、一番分かっているからです。
成果を測定することは、非常に重要であります。 成果を測定できない計画だと、成果が上がっているのか、上がっていないのかの判断すら出来ないからです。
マネジメントには、一般に定量的な計画と、定性的な計画とがあると思います。 しかし、定性的なものであっても、出来る限り定量的なものに置き換える必要があります。
私たちは『フィードバック分析』を活用し、毎月の財務数字をもとに、計画の実行と成果の測定を繰り返し、会社を内面から強化します。 限られた経営資源を最高の機会に集中させ、成果を上げる組織にします!
これらの数値が何ヶ月も経たないと分からないのでは、会社をマネジメントすることが難しくなりませんか? 私たちは、お客さまの規模や業種などに係らず、会計業務の早期化と簡素化をご提案をいたします。
まずは会社の健康状態をすばやく知ることが、成果を上げるための第一歩になります。 翌月2週間以内に試算表を作り、それをもって経営戦略を一緒に考えましょう。
そのためのツールとして、『クラウドシステム』を活用しています。 お客さまの経営コストの削減と、業務の効率化の面でも、きっとお役に立てます。
『クラウドシステム』を活用すれば、大企業にも負けない財務管理システムが低価格で実現できます!
これからは、場所を選ばず仕事が出来て、そして成果を上げることが出来る時代です。
情報をパソコンやサーバではなく、インターネット上に保存する使い方の事をいいます。
会社、自宅、カフェ、図書館など、どこからでもパソコンやスマートフォンを使い、情報を閲覧、編集することができます。
最新のIT技術を積極的に活用して、お客さまの発展のスピードアップを図ります。
私たちのコンサルティングは、隣接する他社と比べて、以下のような違いがあると思われます。
決して優劣を表している訳ではなく、目的に応じて、使い分けることが重要だと考えています。
私たちはお客さまと二人三脚で、事業の発展のために、最高の財務コンサルティングを提供します。
資産経営相談所 | 税理士事務所 | |
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使命 | 事業の健全な発展 | 適正な納税 |
計算対象 | 数字の分解、未来予測 | 数字の監査、過去計算 |
会計の分野 | 管理会計 | 財務会計、税法 |
作成する書類 | 独自の試算表(採算を分かり易くしたもの) | 試算表、決算書 |
仕事のしかた | 成果への貢献を第一に考える | 処理の正確さを第一に考える |
資産経営相談所 | 保険会社 | |
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使命 | 事業の健全な発展 | 適正な保障の確保 |
担当者 | 基本的に異動はないため、人間関係が深まる | 定期的な人事異動があり、その都度、説明がいる |
仕事のしかた | 問題に応じた幅広い商品の提案ができる | すべての問題を保険で解決しようとする |
資産経営相談所 | 証券会社 | |
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仕事のしかた | 営業ノルマがなく、じっくり提案ができる | 営業ノルマがあり、自身の成績を考えてしまう |
担当者 | 基本的に異動はないため、人間関係が深まる | 定期的な人事異動があり、その都度、説明がいる |
商品 | 少ない種類で、基幹的な商品がそろっている | 多様な商品、最新の商品がそろっている |
資産経営相談所 | ネット証券会社 | |
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商品 | ネット証券に比べると、手数料が高い場合が多い | 手数料の安いところが多い |
選び方 | 担当者と相談をしながら決めることが出来る | 自分で決める必要がある |
※上記の表は、優劣を比較するものではなく、違いを示すものです。
当社では同じ価値観で仕事をする仲間たちと提携し、さまざまななご相談に対応いたしております。
税務、法務、融資、保険、不動産、ハウスメーカーなど