気軽にのれる自転車ですが、怖いのが事故です。
自転車事故は年間10万件以上おきています。
交通事故のうち、自転車関連の事故は
全体の約20%と大きな割合を占めています。
自転車で歩行者にケガさせてしまった場合、
賠償責任が生じるケースもあります。
実際、当時小学生だった少年が高齢者に
大ケガを負わせてしまい、9,500万円もの
賠償金を命じられた判例もあります。
そこで、このような場合の保険として
注目されているのが「自転車保険」です。
自転車保険とは、自転車に乗っているときに
自分自身がケガをした場合の「傷害保険」と、
相手にケガをさせてしまった場合の
「賠償責任保険」がセットになったものです。
インターネットなどから簡単に加入できるものもあり、
必要であれば一度検討してみるのもよいでしょう。
ただ、すでに自動車保険や火災保険などで、
個人賠償責任特約に加入している場合は、
新たに自転車保険に加入する必要はないでしょう。
「個人賠償責任特約」とは日常生活で
他人にケガをさせたり、物を壊したりした場合の
損害賠償を補償するもので、
自転車での事故も補償されます。
まずは、現在ご加入の保険内容を
確認してみてください。